占い師であればだれでも、結果が当たって欲しいと思うのではないでしょうか。
当たること、それが相談者が望んでいることだと思いこんでいるから。
ですが、実際のところ占いの当たる確率は全体の6割ぐらいしかないと聞きます。
どんなに人気があって予約が取れない占い師さんだって、80%も当たらないのです。
占いで当たらないのはなぜなのか?
相談者の立場ではなく、占う側の立場で考えてみました。
なぜ?占いが当たらない理由がある
私はタロット占いをしていますが、自分が相談者さんの反応を見て当たってないのかなと思うときは次のような時です。
具体的でない、情報量が少ないとき
相談者から提供される情報量が少ない、抽象的であるとき、占い結果のほうもぼんやりとなってしまうことが多いです。
風水や九星気学、四柱推命などの統計学的な占いであればそんなことはないと思うのですが、タロットなどは詳しい情報があるほうが深いところまで見れます(私の場合だけかもしれませんが(;^_^A)
「彼と最近上手くいきません。別れるべきか占ってください」という情報では物足りないので、私は「上手くいかないとは具体的にいうと?」「その後は会ってないか?連絡は?」など詳しく聞くようにしています。
相談者側としては、ただ単に言いたくないのか、面倒臭いのか、どの程度情報を与えたらいいのかわからないがゆえに短くいっているのかわかりません。
ですが、どんな理由であれ、その情報が少なすぎるときはちゃんと聞くようにするほうが、鑑定のほうもしやすいと言えます。
相談者が試そうとしているとき
時々、同業者のいやがらせもありますし、電話占いであれば新人荒らしもあると聞きます。
こちらが聞いても答えない、コミュニケーションを取ろうとしない。
ココナラなどではこちらに落ち度はないと思われるのに、低評価を付けてくる。
こういう人がいるので、出品サービスを紹介するときは、どういう人には購入してほしくないのか、注意事項を含め具体的に提示するといくらか防ぐことができます。
こんな風に占い師を試してやろう、という人の相談内容は本気でないため、こちらに伝わりませんので当たることはほぼありません。
占い師の主観でしか考えられないとき
占い師が相談者に対して先入観を持つと主観でしか考えられなくなります。
また、離婚したいという人に対して「あんた、やめときなよ。離婚したら今の時代子供を育てるのはかなり苦労するから。コロナで仕事もまともにないよ」とか一般論を押し付けてしまう。
これは占いではなく、占い師の個人的な主観になるので「当たっている」ことにはなりません。
一般論を言われても…と相談者のほうも不満足で立ち去ってしまいます。
占いで当てようとしないこと
占いを当てたい、と思う占い師はたくさんいます。
当たると口コミ評判がよくなり、もっと収入が増えると思うからです。
ですが、先ほどもいいましたが、占いは約60%しか当たりません。
それなのに、何度でもリピーターが足を運ぶ人気の占い師と誰からも依頼されずに廃業寸前の占い師がいます。
この差は一体何なのでしょうか?

人気の占い師のは、必ずしも鑑定結果が当たっているから人がたくさんやって来るというわけではないのです。
おそらく、コミュニケーション能力が高くて、人に好かれて、そして一生懸命話を聞いてくれるからではないでしょうか。
相談者は占い師に当ててもらいたいからではなく、話をきいてもらって今悩んでいる問題の解決の糸口を見つけてもらいたいから相談するのです。
だから、占い師としては「当てないとダメ」とプレッシャーを感じなくていいのです。
占いは当てものじゃないのです!
こちらも併せてよんでみてください↓

私もタロット占いを自分でやっていますが、いまだに20年以上お世話になっている占い師さんのところに時々相談に行きます。
その人は実際、当たってないこともあるのですが、それでも私は困ったときはそちらに相談に行きたいと思うのです。
占い師さんに話をきいてもらいたい。解決するためにその人のアドバイスを参考にしたいから。
理由ってそんなアバウトなものです。
つまり、「ファン」なんです^^
占い師は「あなたのために当ててあげる!」というのではなく、「話を聞いてもらいたい人」「一緒に考えてもらいたい人」「癒しになってもらいたい人」であるべきだと思うのです。
そう考えると、気張らずに楽しくお客さんのために占いをしようと思えませんか?
楽しくお仕事しましょうよ♪
今回は以上です。
少しでも記事がお役に立てれば嬉しいです。
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